オンラインサロン運営をするなら値段設定はいくらが適切？

こんにちは！オンラインサロンを２つ経営している右脳ハックのしんいちろうです！

オンラインサロンに立ち上げる方に興味が出てきて、値段設定はどうすればいいんだろう？と悩んでいませんか？

わかります！僕もオンラインサロンをやっているのですが、価格の決定はかなり悩みました。

高くするのか低くするのかだけでもサロンの方向性が全然違ってきちゃうんですよね。

そこで今回はオンラインサロン運営をする上で必要不可欠な値段設定ってどれくらいが適切なのか？を解説していきたいと思います。

この記事を読むことで

オンラインサロンの価格設定はどれくらいがいいのか
他のサロンはどれくらいの値段なのか

がわかりますので、ぜひ記事を読んでいって下さいね！

オンラインサロン運営をするなら値段設定はいくらが適切？

インターネットビジネス界を賑わせているオンラインサロンですが、有名・無名問わず誰でも開設できて収益に繋がるため、新たに自分のオンラインサロンを作ろうとしている人が増えています。

オンラインサロン運営のキモとなるのが値段設定です。

高すぎても参加のハードルが高くなり、安すぎても自分の収益が少なくなるという問題点や、「自分の提供できる価値がその値段に見合うか？」という葛藤を抱えている人も多いでしょう。

オンラインサロンの値段設定は本当にむずかしい・・・

オンラインサロンの場合「こういう人はいくら」という明確な基準がありません。

そこで、実際に開設されているオンラインサロンの特徴から、適切な値段設定の考察をまとめした。

オンラインサロンの値段を考える前に

オンラインサロンの値段設定を考える前に、「オンラインサロンとは？」について改めて考えなければいけません。

Googleで検索してみると、オンラインサロンとは「ファンクラブ」とか「専門家がコンサルしてくれる場」などさまざまな表現のされ方をしていますが、そのどれもが正しいと言えます。

オーナーのファンクラブ
専門的な知識やノウハウを持っている人が自分のスキルをシェアする場
人脈作りや交流などコミュニケーションをとるための場

オンラインサロンには主に上記3つの特徴を併せ持ったものが多く、どの特徴に重きを置くかで形が変わってくるのです。

値段設定についてもどの特徴を強く前面に押し出すかで変わってくるため、まずは自分が開設したいオンラインサロンの形態を決める必要があります。

オンラインサロンの値段は影響力×提供できる価値

最初に結論を言いますと、オンラインサロンの値段は「影響力×提供できる価値」で決まってきます。

影響力とは、簡単に言えば知名度やSNSのフォロワー数です。

現代では俳優やタレントにならなくてもインターネットとSNSの力で有名になれる時代のため、影響力があるだけでビジネス展開がスムーズに進むなど、大きな力になります。

提供できる価値にはさまざまなものがあります。

自分の専門性
培ってきた経験、スキル
自分独特の思考、考察
人に堂々と教えられること
交流の場の提供、コミュニティ運営

オンラインサロンというと「自分の専門スキルを提供したり教えたりする場所」と考えがちですが、コミュニティ運営能力も提供できる価値としてカウントされます。

なぜならオンラインサロンそのものがコミュニティですし、他人が何人も集まっているコミュニティを運営することは簡単ではないからです。

それでは「影響力×提供できる価値」という点から、オンラインサロンの値段設定を見ていきましょう。

影響力が強い人のオンラインサロンの値段は10000円近くと高め

オンラインサロンでバリバリ稼ぎたいというのであれば、影響力を強くすることが必要条件となります。

実際にインターネットで強い影響力を持っている堀江貴文（ホリエモン）やはあちゅうの場合、自身が運営するオンラインサロンの参加者が数千人もいるのです。

しかし、オンラインサロンの値段は決して安くありません。

ホリエモンの「堀江貴文イノベーション大学校」は月額10800円、はあちゅうの「はあちゅうサロン」は月額9800円です。

毎月10000円近い出費は一般人にとっては決して安いものではなく、それでも数千人規模の参加者が集まるのは影響力が強く関係しているからです。

SNSフォロワー数が数万人いるレベルでその界隈に強い影響力を持っているなら、思い切って10000円近い値段設定にしても人が集まりやすいでしょう。

無名でも参加者を多く獲得できるオンラインサロンの値段は3000円〜5000円

オンラインサロンを開設している人がみんな強い影響力を持っているとは限りません。

Twitterフォロワーが1000人程度の無名な人でもオンラインサロンを作ることができます。

ただ、影響力はあまり期待できないため、ここで重要になるのが自分が提供できる価値です。

スポーツでもブログでも、どんなジャンルでも良いのであなたに専門性があれば専門知識を教えるオンラインサロンを開設できます。

しかし「自分が提供できる価値と値段の相場」がわからない人も多いでしょう。

そこで参考にしてほしいのが「無名でも参加者を多く獲得できるのは3000円〜5000円」という基準です。

例えばイケダハヤトさんが運営するブロガーズギルド内では、それほど有名ではないけど多くのメンバーがオンラインサロンを立ち上げています。

その中で最も多い価格帯が3000円〜5000円ですが、無名であってもこの程度の値段なら人が集まりやすいのです。

参加者も比較的お金の負担が少なく、オーナーもある程度はメンバーをふるいにかけられるので、変なメンバーを除外できるというメリットもあります。

オンラインサロンの値段と自分の提供できる価値のバランスがわからないという人は、3000円〜5000円の間で考えてみましょう。

交流の場としてのオンラインサロンの値段は1000円前後

オンラインサロンの中には知識やノウハウ提供よりも、メンバー同士の交流を促したり、イベントを企画して楽しんだりといった「コミュニケーション」の要素を強く押し出しているものもあります。

そういったオンラインサロンでは、オーナー側は価値を提供するというよりも、メンバーを盛り上げる立場に立つことが多いです。

メンバーで作っていく形のオンラインサロンであるため、値段は1000円前後が妥当でしょう。

1000円程度ならオーナーのファンであるかどうかは関係なく、

ただ交流したい
人脈を広げたい
楽しみたい

というライトユーザーが集まってくるようになります。

ただし参加ハードルの低さから大所帯にもなりやすいので、オーナーは工夫してサロンを運営していく必要があるでしょう。

戦略ありきで値段設定を安くしているオンラインサロンも

ここまで「影響力×提供できる価値」の視点から、適切なオンラインサロンの値段の相場を解説してきました。

ただ、戦略ありきであえて値段設定を安くしているオンラインサロンもあります。

例えば強い影響力を持っている西野亮廣が運営する「西野亮廣エンタメ研究所」は月額1000円です。

これは「交流の場」というよりも、西野亮廣のビジネスセンスをシェアするサロンとしての立ち位置ですが、価格設定を安くすることで10000人以上ものメンバーが集まっています。

また、イケダハヤトと正田圭が運営する「脱社畜サロン」も月額3000円と、2人の知名度のわりには良心的な価格設定となっています。

メンバーも2500人以上集まり、提供する内容もかなり価値がある情報ばかりです。

「より多くの人に参加してもらい、より価値を広めたい」という戦略のうえで、自分の影響力に関係なく値段設定を安くするという方法もあるということも覚えておくといいですね。

主要なオンラインサロンの値段まとめ

最後に、参考程度にオンラインサロンの値段を一部まとめてみました。

価格が高い順に並べています。

サロン名	オーナー	値段（月額）
堀江貴文イノベーション大学校	ホリエモン	10800円
はあちゅうサロン	はあちゅう	9800円
ギガ盛りブログ飯	染谷昌利	6480円
コンテンツゾンビサロン	しゅうへい	5000円
渡部健のとっておきの店、こっそり教えます	渡部健	5000円
イントラサロン	八木仁平	4800円
伸びシロサロン	CaptainJack	4600円
脱社畜サロン	イケダハヤト×正田圭	3000円
西野亮廣エンタメ研究所	西野亮廣	1000円
ゴリランドサロン	しんいちろう	1000円