どうも!右脳マニアのしんいちろうです。最近ツイッターなどで仮想通貨FXについて知りたいという問い合わせが増えております。それだけ仮想通貨が盛り上がり、興味を持つ人が増えたということなのでしょう。
なんといっても仮想通貨FXはわかりにくい!私はFXをさわっていたためすんなりと理解できましたが、仮想通貨FXを始めての投資と考える人にとって仮想通貨FXを理解することはかなりめんどくさいし難しいと思います。
そこで今回は元FXのプロトレーダーであるしんいちろうが初心者にわかりやすく仮想通貨FXについて解説していきたいと思います。この記事を見れば
- 仮想通貨FXの基礎知識を網羅
- どうやってトレードを開始すればいいのか
を理解することができますので、是非ご一読して頂ければ幸いです。
第1章 仮想通貨FXの仕組み
1つの通貨の売買で儲ける
安く買って高く売る。その差額で儲けるというのが仮想通貨FXの仕組みです。
例えば、ビットコインと呼ばれる通貨があります。簡単に要約するなら円やドルと同じような通貨だと思って下さい。これを10万円分購入したとしましょう。それを20万円で売りました。その差額はいくらでしょうか?そうです。10万円ですよね。このように通貨が安い時に購入しておいて、価格が上がった時に売るというのが基本になります。
レバレッジを掛けることができる
レバレッジというのは、実際の資金の何倍もの仮想通貨を購入することができる。という制度になります。
先ほどのように10万円の資金を持っていたとしましょう。そしてレバレッジ10倍のビットコイン取引を行ったとします。すると私はなんと100万円のビットコインを買えるようになるというすばらしい制度です。
ただし、レバレッジには弱点があります。それは利益が数倍になる代わりに損失も数倍になるということです。
10万円資金を持っていて、レバレッジを10倍かけたとします。そうすることでビットコインを100万円分持つことができました。
ビットコインの価値が2倍になったら価値は200万円になりますので、利益は100万円になります。逆に価値が半分になれば50万になるわけですから50万円の損失になります。
仮想通貨FXで勝つための重要ポイント
トレンドをつかむこと
仮想通貨FXにおいて通貨のトレンドをつかむということがすごく大事になってきます。つまり通貨が何を原因として上がったり下がったりするのか?一気に上げたら一旦下がる・・・などなど、通貨ごとの癖や動き方などを理解しておくことが大事になってきます。そのため、自分の中でトレンドをつかみやすい通貨を選ぶようにしましょう。
基本的に初心者の方は始めはビットコインに手を出してしまって大丈夫です。値動きも素直ですし、基本的に皆が信用していて安心されている通貨ですから基本的に値上がりをする傾向があります。ただ、現在の仮想通貨界隈はブラックボックスですので、インサイダー取引や個人の価格操作などがやりたい放題になってる所があります。
そのため、激しい動きに対応しないといけませんがトレンドを掴んでいれば大体の値動きは予想できるので、まずはビットコインの癖などを理解することがとても大切です。
仮想通貨の値が大きく動く要因をつかむ
仮想通貨の値動きの方法というのはある程度決まっています。
- 新サービスが開始
- 新しい取引所に上場
- 大手企業と提携
- ICO直後の暴騰
- システムのアップデート
- 市場操作が容易
- ビットコインの価格上昇
- 関連する通貨による価格高騰
- 運営によるBurn
以上が仮想通貨の値動きを決める要素となっております。興味のある方は下記の記事もご覧ください。
第2章 仮想通貨FXでどうやって利益を上げるのか?
上げ相場でも下げ相場でも利益が狙える
仮想通貨FXは上げ相場であっても下げ相場であっても利益を狙うことができます。というのもFXと名がついているものには価値が上がる!と予想するLONG(ロング)と価値が下がる!と予想するSHORT(ショート)が存在します。
例えば、ビットコインを10万でロングして、11万で売ったとするなら1万の儲けになります。これはわかりますよね!単純にビットコインの価値が上がったわけですから、価値が上がった分の儲けが入るわけですね。
ではショートをした場合はどうなるでしょうか?もうお気づきですよね?ショートの場合は価値が下がったら儲けになります。10万でショートして9万で売ったら1万円の儲けが入るわけですね。いやはや、この機能を作った人は天才ではないかなと思います。
ロングやショートをするタイミングを分析法で解析する
FXで儲ける方法としては、大きく2つの分析法が存在します。
- テクニカル分析
- ファンダメンタルズ分析
の2つです。どちらか片方に偏るのではなく両方できることがとても大切になってくるんですね。テクニカル分析かファンダメンタルズ分析のどちらが得意かというのは人によって大きく変わってくるですが、この違いが投資家の個性になってきます。
三国志で例えるならば、今までのデータを用いて知略的に相場を攻略していくテクニカル分析=知力、戦場の流れを読み人の心を読むことが大切なファンダメンタルズ分析=武力と思ってもらえればわかりやすいかなと思います。
仮想通貨FXで覚えておきたい分析法
テクニカル分析
テクニカル分析とはチャートやを用いて、将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法です。簡単にいうなら、過去の値動きを参考に次の値動きも予想しよう!という分析方法ですね。
株式投資やFX投資をしている人にとってテクニカル分析はとても大切なものです。簡単なものをあげただけでも
- MACD
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
なとの分析方法があります。っていうかこんなの氷山の一角ですね。1つのテクニカル分析にプロがいるほど、経験と知恵を使うことになる分析法です。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析とは主に、仮想通貨の情報を用いて市場の流れを読む、分析方法になります。
例えば最近であればビットコインが大暴落したわけですが、この原因の1つとしてインドの財務省の発言がきっかけになっているという話が出ています。
情報を駆使して仮想通貨がどういう風に動くのかを常に予想し続けるのがファンダメンタルズ分析になります。ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析と同様に、プロがいるぐらい極めるのが難しい技術になってきます。
仮想通貨FXを行う上で大事なことは、通貨の種類をある程度把握しておくことです。
- Bitcoin (ビットコイン)
- Ethereum (イーサリアム)
- Bitcoin Cash (ビットコインキャッシュ)
- Ripple (リップル)
- NEM(ネム)
- Litecoin(ライトコイン)
- DASH(ダッシュ)
- Monero(モネロ)
- Ether Classic(イーサリアムクラシック)
- Lisk(リスク)
- Zcash(ジーキャッシュ)
- MONAcoin(モナコイン)
- Factom(ファクトム)
- COMSA(コムサ)
日本の取引所で買える通貨は以上の14種類になります。外国の通貨も合わせると何千種類とありますので、いかに今の仮想業界が盛り上がっているのか確認することができますね。おすすめの取引所や海外の取引所の情報などは下記の記事にまとめてあります。
第3章 仮想通貨FXなら24時間取引ができる
世界中の市場に参加できるので、いつでも取引可能
FXをしている方ならお分かりだと思いますが、FX取引というのは実は土日は取引することができません。為替市場が開いている必要がありますので土日はお休みということなんですね。でも仮想通貨は世界中の市場で取引されているわけですから、休みなんてものはありません。自分のタイミングで取引ができるというのは、とても大切なポイントだと思います。
仮想通貨FXにおいて最適な取引時間帯は、朝10時~11時、もしくは夜の11時~12時が最適ということが言えるでしょう。
というのも、仮想通貨FXのメインストリームを作っているのは主に中国勢と欧州勢です。朝の10時30分からは香港、11時から上海の方々が参入してきますので、市場が大きく動きます。また、夜の11時30分からはニューヨーカーが参入してきますので、この時間帯は一番値動きが激しい時間帯になります。
ただし!一番値動きが激しいということは、それだけ収益を上げるチャンスがありますが、その分マイナスになることも多いということです。相場が大きく動く時ほど、戦略というのがとても大事になってきます。
こうなったらビットコインを買うとか。
こんな発表があったらビットコインを買うとか。
自分なりの戦術をしっかりともっておかないと取り返しのつかないことになりますので、しっかりと実践していきましょう。
副業で仮想通貨FXは可能なのでしょうか?私は可能だと考えます。仮想通貨FXにおいてテクニカル分析は短期ー中期、ファンダメンタルズ分析は中期ー長期なわけです。ですので、副業でいく場合はファンダメンタルズ分析を重点的に鍛えていきましょう。
4章 仮想通貨FXの取引コスト
主要なコスト、スプレッドとは?
スプレッドというのは、仮想通貨取引を行う際の取引所に払う手数料ということになります。例えば一例ですが、1BTCを購入するには110円かかりますが、それをすぐ売却すると1BTC=90円となります。この差の20円がスプレッドというわけです。
ということは1BTC=110円で購入した仮想通貨の値段が10円分上昇したとしても、スプレッドが20円あるため、結果10円の損失になるということですね。
なぜこのスプレッドがあるのかというと、これは単純に取引所への手数料として支払われます。というか取引所はこのスプレッドが利益になります。取引所によってスプレッドというのは大きく違いますので、取引量に応じて取引所を変えるというのも有効な戦略ですね。
スプレッドというのは実は取引所で固定されているわけではありません。これは、価格変動が大きくなればなるほど、スプレッドの差が大きく変動する可能性があります。
ということはスプレッドの差が大きい時は市場が大きく動いている時とも言うことができますので、初心者の方はスプレッド差が大きい時はできるだけ取引を行わない方が賢明です。
第5章 仮想通貨FXはどこで、どうやって取引するの?
取引所に口座開設すれば取引ができる
- ザイフ
- ビットフライヤー
- コインチェック
注文までの流れ
取引所やFX会社で口座開設
仮想通貨FXを取り扱っている業者がありますので、そこで口座を開設しましょう。最短で翌日、長い時には1ヶ月程度口座開設までにかかってしまいますので、時間がある時に口座を開設しておくのが得策です。
資金を入金
取引所で口座を開設したら資金を入金します。私はZaifに1万円を入れスタートしました。仮想通貨の取引は安いお金からでも取引が開始できるのが魅力的ですよね!
もちろん資金があるにこしたことはありませんので、仮想通貨FXに挑戦する時はある程度余裕をもって参戦することをおすすめいたします。
新規注文、ポジションを保有
ポジションを保有するというのは簡単にいうと仮想通貨を買うということです。取引所が提供しているツールやサービスを使うと、ものすごく簡単に購入することができます。
ある意味ゲーム感覚になってしまい、お金の感覚がなくなりやすいため、しっかりと投資のイメージを持ってポジションを保有していきましょう。
決済注文、損益確定
ポジションを保有しただけでは利益にすることができません。ポジションを決済する注文を出しましょう。
利益が出ていればそのまま利益確定、負債が出ていれば「損切り」と言われる行為になります。
第6章 仮想通貨FXのリスク
価格変動リスク
スプレッド変動リスク
スプレッドとは取引所に払う手数料です。これは市場の流動性によって刻々と変化していきます。ですので、流動性の高い通貨というのは値動きが激しく利益が上がりやすい反面、スプレッド差が大きいという特徴も持っています。流動性リスク
仮想通貨FXは円やドルを使うFXと比べてひじょーに!流動性が高くなっています。例えばビットコインなんかは50万程度だったものが数か月で200万(なんと4倍!)にもなっています。単純に考えるとビットコインを買っていれば資産が4倍になっていたということです。
50万の貯金が2ヶ月銀行に預けておいたら200万になっていた。なんていうことが普通におこりえるのが仮想通貨FXの世界なんですね。
仮想通貨FXには失敗がつきものです。FXにおいて流動性が高いものというのは極めて「上級者向け」といわれています。ですので、しっかりとした自己管理を徹底するようにしましょう。
自分自身の取引方法を客観的に見ることがFXにおいて成功の秘訣となります。
「何円負けたからここで勝負!」
「くやしい!もっとお金を賭けてやる!」
など、自分の感情で仮想通貨FXに手を出してしまうと大失敗をしてしまう恐れがあります。ですので、できるだけ相場や自分の取引方法を客観的に見ることがとても大切です。
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